2. 南島ツアー


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朝ごはん。

チギの塩麹漬けを焼いたもの

明太子のバター焼き

カレー味のマカロニサラダ

ひじき

卵焼き

味噌汁

 

朝から1日ボートツアー。同宿のMさんと一緒に。

 

竹ネイチャーという、ハートロックカフェと同じ経営のツアー会社。

案内人はモッチー。あともう一人は5月が31連勤だったとかいう男性。


4人中3人の3人の東京での居場所を確認すると、全員が目黒線沿い、という奇跡に遭遇

 


 

はじめはドルフィンウォッチングねらい。

あくまでイルカさんの機嫌次第だけど、イルカがいそうな場所へいき、いればイルカに合わせて泳ぐ、という。

 

タンザニアのザンジバルを思い出した。

一番に思い出したのは、そーいやあんときのバディはケータイをコンドームに入れて防水だって言ってたなーという、どうでもいい話。

モッチーもケータイはコンドームにインしてるのかな、とかどーでもいいことを。。

 

イルカ、大セール中。

5回飛び込んで、5回とも至近距離で見ることができた。

俺のシュノーケリング技術がザンジバルのときとは全然違うてのも大きいのだが、海の綺麗さ、ボートのまともさ、案内のうまさ、イルカの具合、すべてが日本仕様。

 

海が綺麗。

 

イルカがいた。

 

そして海が綺麗。




海中公園という、キャベツビーチ、かな、シュノーケリングスポットへ。

 

すごかった。人生で一番の海景色。

 

が、なんか、なんかちょっとだけ不自然に感じたのが、オニギリをあげると魚が寄ってくる、という、餌付け現象。

小笠原諸島は世界遺産になってて、生態系を守るために、固有種を守ろう、とか外来種を持ち込まない、持ち込ませない、とか、いろいろうたっているのだけど。

最悪の外来種であるニンゲンが、生態系ぶち壊してんじゃん。。。とか思ってしまった。

考えすぎかなー。

外来種駆除とかは、その種を持ち込んだニンゲンが、過ちを正すために、という意味になるんだろうけど、駆除される方は、勝手に連れてこられて、居心地よくて繁殖したら、厄介払い、ていう、無茶苦茶な理屈。

 

まあけど、オニギリをあげたとき、公園に群がる鳩のように、たくさんの魚が寄ってきて、シュノーケリング的にはとても楽しかったのは、間違い無い。。

 

たまに奥の方に潜ったりもした。

 

ダイビングとかするんですか?と案内人に言ってもらえる程度には、程よくできていたようで。嬉しい。

幼稚園スイミングスクール万歳。

 


 

 

お昼は船の上でお弁当を食べた。

 

暑い。

海がキラキラ。

 

さて、いよいよ南島へ。

 

途中の海では、ボートの先端に座らせてもらって、足にかかる荒波をアトラクション的にたのしんでいた。

子供だな、と自分で自分を見つめてしまったが、楽しかったので仕方ない。

 




南島へ潜入。

 

この島に入るには、公式ガイドが必要で、かつ、ガイドの言うことをきちんと守らなければならない。

足の砂は島に入る前に落として置かなければならないし、島の中で歩道以外の場所を踏んではいけない。

 

ボートから、信じられないくらいのゴツゴツした岩場を登り、山の上まで。5分くらいの散歩なのだけど、地面が整ってないこともあり、なかなかハード。そして暑い。海が綺麗。

 

目的の扇池に到着。

目を奪われるビーチの美しさ。

紅の豚にでてくる、豚の休憩してる場所にそっくり。

しかも足首ほどの深さのところにも魚が散乱している。カニもたくさん。

 

たまらん。

 





海上保安庁が訓練してるのを横目に街へ向かう。

 

砲弾を打ち込まれた船から市民を救出してヘリで送る訓練、ぽい。

サンゴを狙う中国人が急増してるから、その防衛のための訓練だそうな。

沖縄のサンゴをボロボロに破壊している海上保安庁が偉そうなことを言うんじゃねーよと、本気でそう思う。

 

しかし良いツアー。

半日ツアーにしたいなぁとか思ってたけど、全然。がっつり1日ツアーで楽しめた。

宿に戻って、夕食は抜いてたので、部屋でぼんやり。疲れてたし、寝たかったけど、寝られず。

 

夜はナイトツアー。

道路にカエルが大量発生してた。車で移動する際に、案内人のオネーサンが、頑張って避けよう避けようとしてた。

のに、グチャッ、パトゥンッ、とかいうから、ゴメンなさいゴメンなさいを、連発しながら運転してて、かわいらしかった。

が、たしかに、申し訳ない気持ちになる。

供養が必要だろう、これは。

なんか羽蟻が大量発生してるらしくて、それを食べるためにオオヒキガエルが大量発生してるそうな。

そして朝になるとカエルの死体が道路に大量に転がっていて、そこに、ハエが群がっている、という、止まらない連鎖。

 

ナイトツアーは、星を見る、オオヤドカリ、光るきのこのグリーンペペ、オオコウモリ、などの天然記念物を見る、というツアー。

見れたら満足、見れるまで探し続ける、という、なんだかそんな感じの。

コウモリがなかなか見つからず、最終的には街で見つけて終了になった。9時頃。

 

夜は街で飲み屋に行きたいと思っていたので、夕飯は抜いていた。

宿から街は遠いけど、旅先で居酒屋に行かないなんてありえない。

バスは終わっちゃってるから、帰りは徒歩だな、と。

 

Jさんに言うと、僕も飲むときはそうしてますよー、とのこと。

ナイトツアーの方にいうと、3時間かかりますよー、と、笑っていた。

かからんやろ。

 

居酒屋候補はいくつかあったのだが、茶里亭という店にした。

店員がかわいい、飯がうまい、という。

ビールは赤星。安心する。

全部量が多めで、一人で一杯頼むようなかんじではなかった。



注文は、

島塩キャベツ

鳥皮ポン酢

アマナガのてんぷら(ししとうてきな)

ビール

島レモンサワー


どれもこれも美味しい。たしかに。

けどもうちょっとなんか食べたかった、というのも正直なとこ。お腹が足りない。

11時頃か、歩いて宿まで帰った。二軒目も考えたけど、帰りの足を考えたり、結構眠かったり。

誰一人歩いてなかったし、車も数台しか通らなかった。

ふと、ああ、これ、怖いな、とちょっとだけ思った。